カビ毒とは

カビがつくり出す代謝産物のうち、人や動物に対して有害な作用を示す物質のことを総称して「カビ毒」と呼び、現在報告されているものだけでも300種類以上あると言われています。
発がん性のあるカビ毒として知られるアフラトキシンについては、平成23年(2011年)10月に規制が変更され、規制対象がアフラトキシンB1から総アフラトキシン(B1、B2、G1及びG2の総和)となったことに伴い、違反件数が増加しました。(下図参照)
食品中(特に農作物)のカビ毒については、生産段階や貯蔵段階において対策を行うことが最も有効であるとされることから、各段階においての自主的な検査が重要になります。

食品衛生法で基準値が設定されているカビ毒
カビ毒 | 対象商品 | 基準値 |
---|---|---|
総アフラトキシン | 食品全般 | 10µg/kg |
デオキシニバレノール | 小麦 | 1.0mg/kg |
パツリン | りんごジュース及び原料用りんご果汁 | 0.050ppm |
検査項目及び料金表
商品名 | 価格(税別) | |
---|---|---|
総アフラトキシン (B1、B2、G1及びG2の総和) |
¥19,000 | |
オクラトキシン(A、B) | ¥25,000 | |
デオキシニバレノール | ¥13,000 | |
ゼアラレノン | ¥13,000 | |
パツリン | ¥22,000 |