厚生労働省は、地方自治体による収去検査の結果、オーストラリア産生鮮オレンジにおいて、また、輸入時のモニタリング検査の結果、韓国産生鮮いちご、タイ産冷凍ケール及び中国産冷凍にんにくにおいて、食品衛生法違反の事例があったと発表した。
この結果を受け、下記の食品の残留農薬に係るモニタリング検査の頻度を30％に引き上げて対応すると通知した。（平成24年11月2日）

(1)対象国・品目：オーストラリア産オレンジ及びその加工品（簡易な加工に限る）
【検査項目】エポキシコナゾール（用途：殺菌剤、基準値：0.01ppm（一律基準））

(2)対象国・品目：韓国産いちご及びその加工品（簡易な加工に限る）
【検査項目】メトコナゾール（用途：殺菌剤、基準値：0.01ppm（一律基準））

(3)対象国・品目：タイ産ケール及びその加工品（簡易な加工に限る）
【検査項目】メタラキシル及びメフェノキサム（用途：殺菌剤、基準値：0.01ppm（一律基準））

(4)対象国・品目：中国産にんにく及びその加工品（簡易な加工に限る）
【検査項目】クロルピリホス（用途：殺虫剤、基準値：0.01ppm）

• 厚生労働省 報道発表資料

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